かわってはかわいい小学生ペアの登場です。彼女たちが腕を磨く場所はグラウンドでも体育館でもありません。息を合わせて打ち込むその競技とは?北谷町美浜にあるレストラン「マジックオーシャン」夜はステージで手品や大道芸などが楽しめますが日中のこの時間、店内では・・
この日は発表会直前の練習。本番さながら、ステージに吊り下げられたフープに登るのは普段からペアを組む小学生2人です。
フープから自己紹介「彩楽(サラ)です」「絆愛(シャナ)です」
小学5年生の南風原彩楽(はえばる さら)さん4年生の中村絆愛(なかむら しゃな)さん2人が打ち込んでいるのは「エアリアルフープ」です。サーカスでは空中ブランコと並ぶ花形のパフォーマンスとして人気があります。また繰り広げる技やボディーバランスの美しさを表現する競技として海外、国内でも大会が行われています。
南風原彩楽さん(小5)「(小さいころから)鉄棒が好きだった。ぶらさがったり腕の力を使って(技を)やるのが好きだった」
中村絆愛さん(小4)「(好きな理由は)いろいろな技があるところ。楽しい気持ちになる」
手足を巧みにつかって相手を支えてあげたりお互いの体重移動の反動を使って次の技を繰り出すきっかけにしたりと、なかなかのコンビぶりです。
サラさん、シャナさんを始め、子どもたちの指導をしているのは国内外をまたにかけるプロのパフォーマー、杉森茜さんです。練習場所にもなっているこのレストランのステージ出演が教室を開くきっかけになりました。
杉森茜さん「私がここ(マジックオーシャン)のショーに出演したときに結構お子さんが多い(家族連れの)お客さんがいて、サラちゃんがその時2年生だったが小さくてまだ髪も長くてかわいいサラちゃんに「 茜さんすごかったです。写真撮って下さい」と言われた。」
ポラロイドで撮って「(茜さんに)あげます。私のことを覚えておいてください。絶対に帰ってくるのですぐ」と言って
南風原彩楽さん(小5)「覚えて欲しかった!!茜さんみたいなすごい人になりたい」
一方の絆愛(しゃな)さんも杉森さんのSNSを見たのが習い始めたきっかけです。
中村絆愛さん(小4)「いろいろな技をしているところが素敵だなと思う(茜さんは)面白い先生!!」杉森さん「本当に!?」
杉森茜さん「沖縄の子どもたち、特にこの2人がそうだが身体能力が高くて私がすごく一生懸命毎日泣きながら練習していた技を1回でやる。子どもたちがみんな「やりたい!」と言って入ってきてくれて、めっちゃ楽しいパフォーマンスをしているよりも教えている方が楽しくてやっている」
大会やオーディションにも積極的に参加して子どもたちの活躍の場を広げたいと語る杉森さん。その思いのもと、小学生ペアはエアリアルフープを楽しみながら腕を磨いています。
中村絆愛さん(小4)「2人だと2人(だから可能)の演技があって楽しい。バク転やバク宙ができる人になりたい」
南風原彩楽さん(小5)「見ている人を喜ばせたり憧れたりさせられる演技がしたい」
沖縄エアリアルスクールや、指導する杉森さんのSNSに詳しい情報が掲載されています。杉森先生をはじめサラさん、シャナさんなど演技の動画もたくさんありますのでぜひチェックしてみて下さい。
Air kite near 沖縄エアリアルスクール (@aerialhoopclass) PCで開けない場合はInstagramアプリケーションで「沖縄エアリアルスクール」を検索してください。