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先月開設された陸上自衛隊石垣駐屯地の開設記念行事が、市民団体の抗議のなか行われました。

先月、石垣市に開設した陸上自衛隊の石垣駐屯地ではきょう開設記念行事が行われ、浜田防衛大臣らが出席しました。式典の中で石垣市の中山市長は、南西諸島周辺を含む安全保障環境が厳しくなっているとし、「有事の発生を防ぎ国民の生命を守ることに繋がると期待している」と述べました。

浜田防衛大臣「石垣駐屯地の開設により防衛体制を目に見える形で示すとともに警戒監視活動等も各種任務に万全を期すことを期待している」

石垣駐屯地には、地対艦、地対空ミサイル部隊などおよそ570人が配置されています。

一方、自衛隊の駐屯地建設やミサイル配備に反対する市民団体は駐屯地前で抗議集会を開き、基地は地域の緊張を高め、ミサイル配備はより市民の命を危険にさらす、そんな駐屯地の建設強行に強く抗議すると反発しています。