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沖縄に総本部を持つ国際的な空手団体が3月31日に県庁を訪れ、ベトナムの教育機関と協力して沖縄伝統空手の指導者を育成していくことを報告しました。
国際的な空手のネットワークを持つ団体「ワールド王修会」は「ベトナム国際武術アカデミー」とタッグを組んで沖縄伝統空手の指導者育成に向けて連携していくことことを玉城知事に伝えました。
ワールド王修会・山田泰生事務局長「すばらしい沖縄の伝統空手の哲学も、技と一緒に伝えたいという話から、今回(ベトナム国際武術アカデミーとの)合意に至りました」
沖縄に総本部を構える空手の団体「ワールド王修会」はヨーロッパや南米など世界十数カ国に国際的なネットワークを持っていて会員は約6000人にものぼります。
2月にはベトナム国内で32の拠点を持ち、武道に関する教育を続けている「ベトナム国際武術アカデミー」と沖縄伝統空手の指導者を育成するために連携を密にしていくことで合意しました。
玉城知事「(県として)武道を通した教育と交流をしっかりとサポートしていきたい」王修会では、8月をめどにベトナムで指導にあたる現地の候補者を沖縄で受け入れる予定です。