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アメリカ海兵隊のオスプレイ１機が先週、那覇軍港から離陸したことを受け県は２９日沖縄防衛局などに抗議しました。那覇軍港では県に事前に連絡がない中３月１８日にアメリカ海兵隊のオスプレイ１機が陸揚げされ２０日に那覇軍港から離陸しました。
これを受け県は２９日外務省の宮川学沖縄全権大使と沖縄防衛局の小野功雄局長を県庁に呼び抗議と要請を行いました。この中で池田副知事はこのような運用が繰り返され常態化が懸念される状況は県民にさらなる基地負担を強いるものだとして「決して容認できない」と述べました。また今回県には事前の情報提供がなかった一方で那覇市に対しては事前に情報提供がされていました。
これについて防衛局側は那覇市との意見交換での知念那覇市長からの求めに応じアメリカ側と調整を行っていたことを明かし那覇市に限り、事前に対外公表をしないという前提でアメリカ側から可能な範囲での情報提供が行われたと説明し「アメリカ側として一定の配慮がなされた」との認識を示しました。