続いてはスポーツです。沖縄尚学、良い形で勝ち上がってますね!
そうですよね!熱戦が続いている高校野球・春のセンバツ甲子園で、おととい沖縄尚学が北海道・クラーク記念国際に勝利しました。そしてナインたちは既にあすの3回戦に向けて調整を進めています。
寺崎未来「1球の重みを胸に沖縄尚学がこれから2回戦です!」
おととい行われた沖縄尚学の2回戦は、春のセンバツでは50年ぶりとなる最北端の北海道と最南端沖縄の「南北対決」となりました。
対戦相手・クラーク記念国際の先発は、腕の高さを様々に変えながら投球し、「千手観音投法」とも称される技巧派のピッチャーでしたが沖尚打線は動じませんでした。
3回、1アウト1・2塁のチャンスで、3番、玉那覇世生。
沖縄尚学 玉那覇世生(せお)選手「自分がランナーを返してつないでいこうという気持ちで打席に入った」
137キロのストレートをレフト方向に運ぶ、タイムリー2ベース!2点を先制しました。さらに6回、2アウト1・2塁で1回戦で出番がなかった、キャプテン・佐野春斗。
沖縄尚学 佐野春斗主将「(1回戦は)チームは勝ったけど素直に喜べない自分がいて、悔しい気持ちで1週間練習してきて」
値千金のタイムリーで1点を追加!3対0とリードを広げます。しかし、終盤8回、投球数が100球に迫ったエース・東恩納が先頭バッターに出塁を許します。ここで内野陣が集まります。
沖縄尚学 佐野春斗主将「(逆転負けした去年秋の)神宮と似ているぞと言って、同じようにはならないようにするよと言った」
悪い流れを察知したキャプテンがチームを鼓舞しました。その後、ファーストゴロの間に1点を失いますが、最小失点で踏ん張った沖縄尚学が3対1で南北対決を制しました。
沖縄尚学 佐野春斗主将「勝ちきれてホッとしている気持ちが大きい」
そして、きょう行われる予定だった3回戦は、雨のためあすに順延となりました。次の試合では、東海大菅生の最速149kmのプロ注目ピッチャーに対します。
沖縄尚学 仲田侑仁選手「エースはストレートが力強くて角度もあってよいピッチャーなので甘い球を1球で捉えることができたら良いなと思う」
3回戦はあすの第2試合で9年ぶりのベスト8をかけ、東京の東海大菅生と対戦します。