春のセンバツ高校野球では雨で順延となった沖縄尚学の2回戦があす行われる予定です。対戦校であるクラーク記念国際がどんなチームなのかそして沖尚ナインはどんな対策をしているのか沼尻アナのレポートです。
沼尻キャスター「(これから)センバツでは50年ぶりの南北対決となる2回戦へ向けて、沖縄尚学が最終調整を行っています。」
1回戦からちょうど1週間、あすの第1試合で北海道のクラーク記念国際と対戦する沖縄尚学。春のセンバツで沖縄と北海道のチームが対決するのは1973年以来、50年ぶりとなります。
佐野春斗主将(23日)「あと手ごわいチームだと思うんですけど自分たちのやりたいことをしっかりやって何とか勝ち切れるようにしたいと思います。」
2年連続2回目のセンバツ出場となるクラーク国際は2014年創部で、甲子園での初勝利を目指すチームです。地方大会の成績を見ると打撃ではチーム打率や得点で沖縄尚学が上回っていて破壊力があるチームではありませんが
「クラーク国際 打率.306 平均得点6.60」「沖縄尚学 打率.407 平均得点7.70」
クリーンナップを中心に確実にチャンスをものにして、北海道大会を勝ち上がってきています。
東恩納蒼投手「しっかり振れるチームだと思っているので、コーナーを突いていって自分のピッチングをしていけたらと思っています」
知花慎之助捕手「ピンチを作らずにいけたらいいんですけど」「ピンチになってからの踏ん張りであったり、粘りであったりそこを大事にやっていきたいです。」
また、大黒柱はエースの新岡歩輝(にいおか・あゆき)。スリークォーター・サイド・アンダーと腕の高さを変えて投げる技巧派のピッチャーで防御率も0点台を誇ります。(防御率0.67)沖尚打線としては変則的な投球に惑わされずに打線を繋げていくことが鍵となりそうです。
佐野春斗主将「次のクラーク国際が変則ピッチャーなので動画を見たりイメージを膨らませてどういうバッティングをしていくかというのをみんなで話し合いながらバッティング練習を中心にできたかなと思います」
比嘉公也監督「打線に関しては今回はホームランで4点を取りましたけど、エンドランとかスクイズとかゴロゴーであったり打てなくても点がとれるみたいなそういう攻撃をしていきたいと思っています」
対策を練って挑む沖縄尚学の2回戦はあす午前9時、プレイボールです。