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沖縄県の石垣島で進む陸上自衛隊の配備をめぐって、島に運ばれて来た対艦ミサイルなどの弾薬が大型トラックに積み込まれ、市街地を通って駐屯地まで運び込まれました。

政府は沖縄周辺の防衛力を強化する「南西シフト」の一環として3月16日に陸上自衛隊の駐屯地を開設しました。駐屯地に搬入される弾薬は、対艦ミサイルや対空ミサイル多目的誘導弾などとなっています。

3月18日午前7時ごろ、石垣港に接岸した海上自衛隊の輸送艦から弾薬を積んだとみられる大型トラック約20台が次々と出てきました。

町龍太郎記者「今、弾薬を積んでいると見られる自衛隊の車両が続々と動き出しました。港の出入り口では、市民らが抗議の声をあげています」

港のゲート前では自衛隊の配備に反対する人たち約30人が路上に座り込むなどして阻止行動を試みましたが、警察に排除されたことで港からの弾薬搬出が始まりました。

弾薬を積んだトラックは自衛隊車両の先導を受けながら、人が行き交う市街地を通って午前10半時ごろ駐屯地の中に入っていきました。

3月22日には石垣島の駐屯地開設について住民向けの説明会が予定されています。