バドミントンです。国内トップのS/J(エスジェイ)リーグ入りを目指す琉球ブルファイツ。そのS/Jリーグのチームを沖縄に招いての大会を開きました。
きのうまでの2日間、中城村民体育館で行われたRYUKYU CLUB CUP。沖縄からバドミントンの国内最高峰、S/J(エスジェイ)リーグ入りを目指す「琉球ブルファイツ」が主催してS/Jリーグ1部から3チームと大学1チームを招き、リーグ戦を行いました。
大手スポーツ用品メーカーや県内企業まで、さまざまな会社にスポンサーになってもらい初めての開催にこぎ着けました。
琉球ブルファイツ・西平工代表理事「県外遠征に行くだけではなくて、向こうから来てもらえたらもっと選手たちに経験を積ませることができて、より質の高いプレーができるのではないかという考えを持って今回いろいろなチームに声掛けをしたというところが始まり、ゆくゆくはこれ(大会)を大きくして、海外と日本を沖縄がハブ(中心地)になって交流ができればと思っている」
琉球ブルファイツは6月に行われる団体戦の大会、全日本実業団選手権でベスト32以上のチームに与えられるS/Jリーグへの入口、チャレンジリーグへの参加権獲得がいまの目標です。
ダブルス2試合、シングルス1試合のうち2勝したチームの勝利となる団体戦。このうちブルファイツの西平賢矢(にしひら・けんや)選手は、初日の東北マークス戦のシングルスで白星を上げました。きのうのトリッキーパンダース戦でもシングルスに登場。
琉球ブルファイツ・西平賢矢選手「どの相手とやっても格上なので勝ち負けにあまりこだわらず、目の前の一球一球を丁寧に相手コートに返すことだけを(考えた)」
フルセットにもつれこんだ試合。西平選手も食らいつき好プレーで会場を沸かせます。しかしあと一歩届かず逆転負け。チームもS/Jリーグ3チームからの勝利はなりませんでしたが、地元沖縄で貴重な経験を積みました。
琉球ブルファイツ・西平賢矢選手「こういう(格上の)相手とやりあえることは僕たちも自信につながるし、今後また課題がたくさん見えてきたので、6月の全日本実業団に向けてがんばっていきたいと思っている
観客「スピード感や迫力がひしひし伝わってきて、子どもたちも目を見開いて喜んでいたので(プレーを)見られる環境があって良かったと思っている」
琉球ブルファイツは最終戦となった西日本工業大学との試合では勝利。2日間トータル1勝3敗で4位となりました。