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再建が進む首里城で「見せる復興」をより身近に感じてもらおうと、最新のデジタル技術を用いた実証実験が行われています。
濱元晋一郎記者「誘導線によって走る範囲が決められているため、このように狭い門でもぶつかることなく通ることができます」
遊歩道をゆっくりと進むドライバーがいない自動運転の乗り物は、首里城公園のさらなる魅力を生み出すだけでなく、管理運営の効率化も目指した最新のデジタル技術を活用した実証実験の一つです。
乗り物の前方にある画面では、実際の景色を眺めながら首里城の歴史をはじめ、火災から復興までの歩みなどが表示されるようになっています。
総合事務局・首里城復元整備推進室 古木治郎副室長「デジタルだからこそ、みなさんにお届けできるコンテンツがいろいろあると思いますので、そういったものを駆使しながら令和の新たな首里城の復興を伝えていきたいと思っています」
実証実験では公園内に設置されたカメラの映像を活用して、来場者の人数や歩いた方向、立ち止まった時間などをデータ化するほか、完成した正殿やその内部などをバーチャルリアリティーいわゆる「VR」で見られるようにもなっています。
VRの体験は3月12日までで、自動運転の乗車体験は3月末までとなっています。