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県が1学級当たりの児童生徒数の上限を増やす可能性があることを受け、4日、教師や保護者らが、少人数学級の維持を求める集会を開きました。

集会では、参加者が1学級あたりの児童生徒数の上限を現在の小学1、2年生が30人、それ以上の35人よりも増やさないで欲しいと訴えました。

小学校勤務の教師は、県の学力向上対策などのため業務が増え、教室の片付けやあすの準備、テストの採点などは授業後になり、休憩も余裕もないと厳しい現状を伝えました。

集会に参加した教師は「(学級の児童生徒の上限が増えると)一人一人の子どもの配慮ができなくなると思います、今やっていても難しいんですけどすけど、さらに人数が増えると子どもたちへの一人一人のサポートができなくなると思います」と話していました。

子ども一人一人と向き合える学校教育の環境を求める実行委員会森岡稔委員長は「(県や国には)ひとりでも多く教職員を増やしてくださいと切実に願っています」と話していました。

集会後には、街頭でのアピールを行い、問題を発信していました。