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色彩豊かで個性あふれる絵を描く絵本作家・しろませいゆうさんのアート展が那覇市で開かれています。

「自由に楽しく描く気持ちを大切に」と題したアート展。絵本作家・しろませいゆうさんが1年半ぶりに開いたもので、会場には作品30点が展示されています。

「おうさまのおしろ」は、首里城正殿が早く再建することを願った作品で、しろまさんの記憶の中にある首里城を独特のタッチで描いています。また「ノアの植物船」は、戦争にミサイルや戦車を送るのではなく、世界中の花や草木を船に乗せ戦地に植えることで「戦争は起こらないのでは」という願いを込めた作品です。

しろまさんは「今後、この作品を基に反戦をテーマにした絵本づくりに入る」と話し、子どもたちへ平和に対し問いかけたいということです。また「今回グッズもアートグッズも取り揃えてまして、それを見て手に取ってもらいたいと思いますし、絵だけではなくコメントとタイトルを見て頂ければ、より一層楽しんでもらえるかなと思います」と話しました。

アート展は2023年3月6日まで、デパートリウボウのアートギャラリーで行われています。