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辺野古新基地建設の是非をめぐって投票した人の7割が反対の意思を示した「県民投票」から2月14日で4年です。玉城沖縄県知事はコメントを出して「辺野古新基地建設反対の思いを実現するため全力で取り組む」と改めて強調しました。

2019年2月24日に実施された辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票では投票総数のうち71.7%が「反対」に投じていました。ただ、政府は県民投票が行われる前の年の2018年12月14日に埋め立て土砂の投入を始めていて、現在まで工事を続けています。

玉城知事は県民投票の結果について「辺野古の埋め立てに反対する県民の民意が明確に示されたことは重く尊い」と強調しました。また、埋め立て区域の大浦湾側にある軟弱地盤の存在などにも言及して「埋め立て工事全体を完成させることは困難」と指摘しています。

辺野古の新基地建設では設計変更を不承認にした県の判断をめぐって国との法廷闘争が続いています。