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海運業や造船業といったいわゆる「海事産業」で働く女性を応援しようと、女性の船員たちが仕事の楽しさや苦労を語り合う座談会が開かれました。座談会には海事産業で働く女性をはじめ、水産高校の生徒や教諭ら5人が参加しました。
海事産業では人材確保が大きな課題となっていて「フネージョ」という言葉を使って、とりわけ女性にも船員などの仕事に関心を持ってもらうための取り組みが続けられています。
座談会では海事産業を選んだいきさつや職場での苦労などが語られました。
琉球海運・島袋千賀子さん「女性は妊娠中は乗船ができませんので、妊娠わかったと同時に産休育休というふうに休暇に入ります」
ウエストマリン・奥原香奈さん「有事の際どのような行動をするか考えて、毎日率先して行動しています。責任とプレッシャーはすごくかかるが、とてもやりがいがあって、やり切っていこうと思います」
これから本格的に「フネージョ」を目指す高校生たちにとって、現場で活躍する先輩たちの話は将来につながる貴重なアドバイスとなったようです。
沖縄水産高校・玉城美海さん「男性の方が多いなか、負けずに頑張っていて、私もみなさんのようなフネージョになりたいと感じました」
座談会を主催した総合事務局は「海事産業に興味を持って進学や就職の選択肢として検討してほしい」としています。