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うるま市などにあるアメリカ陸軍の貯油施設で有機フッ素化合物・PFASを含む泡消火剤の施設について浜田防衛大臣は、軍が撤去に向けて調整していることを明らかにしました。

陸軍貯油施設では2021年6月、うるま市昆布にある施設内のタンクからPFASを含む汚染水が外部に流出する事故が起きていました。

その後、県と国、アメリカ軍の3者が日米地位協定の環境補足協定に基づき行った調査で、県の数値でPFOSとPFOAの合計値が1リットルあたり8万3000ナノグラム、国では、8万7000ナノグラム、軍でも7万5000ナノグラムと高濃度の値が検出されていました。

浜田防衛大臣は2月21日の会見で軍が撤去に向けて調整していることを明らかにした上で浜田防衛大臣は「撤去を完了する時期等の事実関係についてはですね米側に確認中であります。防衛省としては、泡消火設備が撤去されるまでの間、引き続き米側に対し施設の安全管理の徹底を求めてまいりたい」と述べました。