続いては、沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、台湾の旧正月に欠かせないイベントや祭りの話題が満載です!
鳴り響く爆発音に、あたりにたちこめる煙。一見、どこかで火事が起きたのかと思ってしまうほどですが、なんとこちらは世界の危険な祭りランキングでも度々上位になる台南の『爆竹、ロケット花火祭り』なんです!
旧正月から数えて15日目に毎年行われ、発射されるロケット花火にあたれば1年間、無病息災で過ごせると信じられています。今年は2年ぶりの開催とあって地元の人はもちろん他の地域から泊まりがけで参加する人も多くいました。通常、参加者はヘルメットや手袋、防護服に身を包んで挑みますが、中にはこんな人も…
インタビュー 参加した観光客(女性3人組)(Qどちらからですか?)「台北から!装備なしです!特別に休みを取りました。夜は装備ありです。楽しいです」
メイン会場には発射台が4台設置され200万発のロケット花火が祭りを盛り上げます。ここまでしたからには絶対、無病息災であってほしいですね!
続いては、夜空に舞い上がっていく無数のあかり。こちらも旧正月の恒例イベント「平渓(へいけい)天灯(てんとう)フェスティバル」です。一つひとつのランタンには参加者の願いごとが込められています。
インタビュー 男女の参加者「新しい一年に、大金持ちなるよ!」「大金持ちになると書きます。」
それぞれの願いを乗せて、空高くのぼっていくランタン。見ているだけでいい年になりそうです。
最後は、今年で6年目を迎える台北市の夜桜イベント。今がまさに見ごろです。
記者「きょうはイベント初日で、このエリアだけでも300本、3kmの道沿いに2000本、4種類の桜が続いています。」
寒桜や八重桜、昭和桜などが植えられていて満開の時期が少しずつずれるため1カ月間花見が楽しめます。台北市内から地下鉄で行けるアクセスの良さもあり多くの人が夜に浮かび上がる桜の美しさを堪能していました。