※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
惜しむ声/労う声 東京五輪空手形金メダル 喜友名選手現役引退

突然の発表に県民からは惜しむ声や労いの声が聞かれました。東京オリンピックの男子空手形で金メダルを獲得した喜友名諒選手が現役を引退したことが発表されました。

2021年の東京オリンピックで初めて実施された空手の男子形で金メダルを獲得した沖縄市出身の喜友名諒選手。全日本空手道連盟によりますと喜友名選手は3人で組む団体形の日本代表である金城新、上村拓也選手らとともに2023年1月30日付で競技生活を引退すると報告を受けたということです。

沖縄発祥の空手を世界に知らしめた選手の引退に県内からは寂しさと労いの声が聞かれました。

男性は「ご苦労さんと言いたいね。トップ獲った人ってすごいよ、目標になっていて。後進の指導にあたってほしいね」と言いました。

女性は「これはショックです。もう少し長く活動してほしいと思う(喜友名選手は)沖縄の誇りだと思っています。」と話しました。

また玉城知事も「長年、世界の第一線で活躍された功績は非常に大きなものがあり、県民の誇り。喜友名選手の活躍は、私たち県民、そして子どもたちに夢と希望を与え、沖縄の歴史に大きな足跡を残してくれました」とコメントしています。

喜友名選手らは2023年3月17日に沖縄空手会館で記者会見を行う予定です。