※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2023年のうちにタクシーの運賃が値上がりするかもしれません。本島地区の法人1社が運賃改定を申請していたことがわかりました。本島地区のタクシー事業者「三和交通」が2月1日に運賃の値上げ申請を総合事務局に出していました。

本島地区の値上げ申請は消費税の上昇に伴う値上げを除くと2015年11月以来になります。一般的な小型タクシーでは560円の初乗り料金を「600円」にして40円の値上げを求めています。

走行距離に応じて加算される金額は311メートルごとに70円で従来より50メートルほど短く加算額は据え置きとなっています。

改定率は25・14%です。今後3カ月以内に申請数が本島地区にある車両2963台の7割に達した場合、期限を待たずに審査が始まることになっていて今回の申請は259台で8・7%となりました。遅くとも11月ごろには新しい運賃が適用されることになります。

申請を出した三和交通は「新型コロナのほか、燃料や車両関連費用などの高騰で経営基盤の崩壊を招くほど重大な局面にある」と説明するとともに、安全なサービスを継続するために必要な措置だと利用者に理解を求めています。