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2023年度中のデビューに向けて着々と準備が進んでいるゆいレールの3両編成の新型車両が2月8日にお披露目されました。

寺崎未来アナウンサー「通勤ラッシュ時や観光シーズンでの混雑緩和のために導入された3両編成がお披露目され、多くの報道陣が集まっています」

開業20年目を迎えた沖縄都市モノレールでは完成した3両編成の新型車両の第一号を報道陣に公開しました。全長13mの「中間車」が挟み込まれたことで定員は従来より90人近く増えることになります。

寺崎未来アナウンサー「車両の側面には今回初めて行先表示器が設置されました。4か国語で表示され外国人観光客にも対応しています」

車体の側面には日本語だけでなく、英語・中国語・韓国語に対応した「行先表示器」が付けられたほか、車内には次の停車駅や現在位置を案内する大型ビジョンやキャリーケースなどの大型の荷物を置ける場所も設けられ従来の車両からバージョンアップが図られています。

先月、製造先の山口県から那覇に到着した新車両は車両基地で約1カ月かけて車体と車輪などを組み立あわせる「復元整備」が行われ3つの車両が連結されました。

沖縄都市モノレール3両化推進室喜納久企画調整官「これまで一生懸命3両化に取り組んできた結晶というのが目に見えてそれをみなさんにご紹介できるのが本当にありがたい」

新型の車両は、先週末、初めて本線を走行しました。終電後、明かりの消えた那覇の街に「試験走行」で姿をあらわし、県庁前と美栄橋の間を何度も往復しながら動作や性能を確認していました。

沖縄都市モノレール3両化推進室喜納久企画調整官「まずモノレールは安全が第一。しっかりまず試験走行をしてなるべく早期の運転開始に受けて取り組んでまいります」

2023年度中にデビューを予定している2本の3両編成車両は、朝夕の通勤や帰宅で混雑する時間帯に導入されるということです。