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嘉手納基地でのアメリカ軍機の運用状況や騒音の実態を把握しようと沖縄市、嘉手納町、北谷町による目視調査が行われました。
この目視調査は航空機の離発着の回数や騒音の発生状況など嘉手納基地の運用状況を把握しようと「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」が定期的に行っているものです。
8日は、朝8時から沖縄市、嘉手納町、北谷町の3地点で職員10人が対応にあたりました。
午前10時15分ごろにはFー22戦闘機4機が離陸し、電車が通る時のガード下の騒音に相当する102.3デシベルを観測しました。
また、午後4時現在までに141回の飛行を目視で確認したということです。三連協会長渡久地政志北谷町長は「データの積み上げは、やはり重要かなと思ってますので、3市町と一緒に連帯することによって、どうにか住民の騒音を軽減していく、実感できるような形というのをやっていくためには、やはりまとまった力でですね、訴えていくことによって軽減に繋がるものだと考えているところです」と話していました。
北谷町や嘉手納町には騒音被害の苦情が多い地域以外からも苦情が寄せられていて、アメリカ軍の航空機が常習ルートを逸脱して飛行している可能性もあるとして調査を続けていくということです。
また、嘉手納町議会では騒音被害に関する抗議案を13日にも決議する見通しです。