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米軍人や軍属との間で交際や離婚などのトラブルを抱える女性たちを支援しようと沖縄県内の現状や課題について考える研修会が北谷町で開かれました。
国際家事関連報告・研修会は沖縄に駐留する米軍人や軍属との交際トラブルや離婚問題などを抱える女性たちへの支援体制を強化しようと県などが主催したもので、相談員や福祉関係者など約40人が参加しました。
研修会では、はじめに県が2021年に設置した相談窓口での支援内容や取り組みについて報告したあと、官民が連携した支援体制の必要性について考えました。
このあと専門家が講演し、日米の制度の違いで子どもの養育に関する問題が複雑化することもあることから、相談のニーズが高い現状に触れ、問題解決に近づくためにも、「相手のフルネームや出身州など情報をしっかり把握してほしい」と呼びかけました。
県は今後も、国際トラブルの解決に向けて、複雑な問題に対応できる人材を育成するほか、関係機関との連携を図り支援体制を強化していく方針です。