横浜DeNAベイスターズ
初めての週末を迎えたプロ野球沖縄キャンプ。横浜DeNAは第1クール最終日。宜野湾では選手たちの姿を一目見ようと、多くのファンが県内外から集まり、にぎわいを見せていました。
好きな選手は?ファン「神里選手です。盗塁王取ってほしい。」「特に神里選手。沖縄出身ということでみんな応援しています。」
そんな熱烈なDeNAファンからの人気が高く、活躍が期待されているのが、糸満高校出身の神里和毅。入団から5年連続で80試合以上に出場し、攻守の要としてスタメンに定着することが期待されています。
DeNA神里和毅選手「塁に出て走ることが僕の仕事だと思うので、まず塁に出ないと始まらない。」
しかし、2020年に3割を超えていた打率は、おととしと去年は1割台にとどまり、バッティングの不調にあえいでいます。
DeNA 神里和毅選手「ここ2年感じていたし、最初から粘ろうとして打てる球が打てないということがあったので」
神里がこのキャンプのテーマに掲げたのは、「確実性」。バッターボックスでの考え方やフォームの改善に取り組み、打率の向上を図っています。この日は、およそ40スイングのフリーバッティングを始めとする打撃練習で感覚を確かめていました。
プロ6年目のシーズンを迎える神里。本来のバッティングを取り戻し、チームのリードオフマンとなることが期待されています。
DeNA 神里和毅選手「チームとして優勝するために目の前のやるべきことを全力でやって最高の一年にしたい。」
東北楽天ゴールデンイーグルス
ゴーヤーを手に持つシーサー顔のキャラクター。その名も「内魔人(うちまじん)」選手グッズが発売されているのは、東北楽天プロ3年目の内間拓馬。今年はこれまでの中継ぎから先発への転向も打診され、去年、1軍登板わずか1試合に終わったもののこの春季キャンプも1軍メンバーに選ばれています。
内間拓馬投手「うれしい反面それだけ責任が伴ってくるので(先発を)初めてやるからできないという言い訳はできませんし、やるからには本気になって必死になってやっていかないとなと思っているので」
キャンプ第1クールは毎日ブルペンに入り4日間で合わせて370球越え。球数にもその本気度が伺えます。そして楽天もう一人の県勢が周りの選手と比べると少し小さく見えるドラフト5位ルーキー・平良竜哉。身長170cmとプロでは小柄ですがフルスイングからのパンチ力ある打撃と身体能力の高さが売りです。
平良竜哉選手「みんなもう体が大きすぎて能力もすごいのでそこに負けないように僕は練習するしかないと思うので」
一度大学時代にドラフト指名漏れを経験し2年間の社会人野球を経て掴んだ憧れのプロの舞台。思い入れも一入です。
平良竜哉選手「夢であるプロ野球選手というのが現実になっていざ1軍の選手たちと一緒に練習をしているというのは今までにない実感といいますか、色々な選手たちとコミュニケーションを取って学びたいなというのはあります」
開幕1軍を目指す2人の県勢選手。実は今年25歳になる同級生で高校時代には一度対戦したことがあるそうですが
内間拓馬投手「高校の時に1回練習試合で対戦はしているんですけど僕がデッドボール当てちゃったんですぐ終わっちゃったんですけど、その試合はずっと覚えていますね」
平良竜哉選手「1球で当てられましたよ。びっくりしました」
そんな苦笑いの経験もありながら今度はチームメイトとしてともに厳しい世界を戦い抜きます。
中日 仲地投手母校訪問
中日の2軍キャンプ地 読谷では地元出身のドラフト1位 仲地礼亜(なかち れいあ)投手が母校 古堅南小学校を訪問して5,6年生と交流しました。後輩の野球チームのメンバーとはキャッチボールを楽しみました。
子どもたちへのメッセージは?
中日 仲地礼亜投手「早く自分がやりたいことを見つけてそのために頑張っていってほしいと思う」
参加した6年生「(キャッチボールの球が)実際に重かったのですごいなと思った」
参加した6年生「(目標への)意識や気持ちがとても大切だと改めて分かったので参考にしたいと思った」
仲地礼亜投手「楽しかった部分もあるし単純に応援してもらえていると感じて元気をもらえた」「結果を出して(子どもたちに)目標にしてもらいたい」