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自衛隊が沖縄市の訓練場敷地内に弾薬庫などを保管する補給拠点を新たに設けることについて、市民団体が2月3日市に建設を容認しないよう要請しました。

要請書を手渡したのは、自衛隊の弾薬庫建設反対実行委員会のメンバーです。防衛省は南西地域の防衛体制強化のため、沖縄市池原にある陸上自衛隊沖縄訓練場の敷地内に弾薬などを保管する補給拠点を新たに設ける計画をしていて、先月、沖縄防衛局が桑江市長に計画概要を伝えています。

この整備計画を巡って、市民団体は、新たな基地負担につながるとして住民説明会の開催を求めたほか、市長が施設設置を容認しないよう求める要請書を手渡しました。

対応した平田副市長は、「国の専権事項として同意や拒否をする立場にはない。防衛局には、住民にしっかり説明するよう求めている」と述べました。

市民団体のメンバーらは、今後も、説明会の実施と市長は建設の容認をしないよう求めるとしています。