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石垣市は、29日と30日の2日間、尖閣諸島周辺の海域を調査し、同行した中山市長が、31日、島の状況について会見しました。

尖閣諸島周辺海域の調査は、2022年に続き2回目で、石垣市から委託を受けた東海大学が実施しました。調査船は30日、およそ6時間に渡って海洋調査やドローンを使って陸上部の撮影をしました。

31日、石垣市役所で記者会見を開いた中山市長は、2022年と比較し魚釣島に生息するヤギによる食害が進み、植物の減少が確認されたことや国有地となっている島への上陸調査の必要性を改めて国に働きかけたいと述べました。

また、調査団によると調査船の動きに合わせるように中国海警局の船、4隻が一時領海内に侵入したものの妨害活動はなかったということです。