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生活への直撃は免れないだけに要請には切実な思いが込められていました。電気料金の値上げに反対する婦人団体が1月24日に県庁を訪れ「料金が上がれば命の宝の食料を削ることになる」と訴えました。

県婦人連合会・與那覇信子会長「私たち消費者は電気料(金)が上がれば、まず命の宝である食料を削ることになり家庭への影響は甚大であります」

沖縄県婦人連合会のメンバーらが電気料金の値上げ反対を伝える要請文と趣旨に賛同してくれた人8052人分の署名を携えて沖縄県の照屋副知事のもとを訪れました。

照屋副知事は「ウクライナ情勢や長引くコロナ禍で電気料金の高騰に生活が苦しめられるとは思ってもみなかった」と述べたうえで「大変な危機感を持っている。県民や事業者の電気料金の負担軽減がはかられるよう努める」と理解を示しました。

県婦人連合会は電気料金の値上げによって貧困家庭を生み出す恐れがあるという懸念を示していて国が9月までとしている使用量に応じて料金を値下げする支援策について9月以降も続ける必要があると伝えました。