東京オリンピックで日本代表としてプレーしたジークスター東京の東江雄斗選手が、兄で琉球コラソンのキャプテン、東江太輝選手とともに、ハンドボール教室を開きました。
浦添市でハンドボール教室を開いたのは沖縄のハンドボール界を代表する兄弟。琉球コラソンのキャプテンで兄の東江太輝と日本ハンドボールリーグ・ジークスター東京に所属し、東京オリンピックでは日本代表としてプレーした弟の東江雄斗。
「東江兄弟プレゼンツ オリンピアンから学ぶ ハンドボールクリニック」と題したハンドボール教室には、小学校高学年から中学生までのおよそ40人が集まりました。
体幹を鍛えるウォーミングアップやランニング、ボールを使ったゲーム形式の練習などで、子どもたちはトッププレーヤーの技を身近に感じながら、全力で楽しんでいました。
ジークスター東京 東京五輪代表 東江雄斗選手「(子どもたちが)元気すぎて、おじさんたちがついて行けなくなっちゃうんですけど」
練習後の質問コーナーでは、素朴な疑問が選手たちに投げかけられました。
Q.見てきた中で一番ゴツかった選手って誰ですか? 琉球コラソン 東江太輝主将「ゴツかった選手?ちっちゃくてもできる技術を身に着ければゴツくても倒せると思います。だけどゴツい選手はうらやましいです。」
ジークスター東京 東京五輪代表 東江雄斗選手「やっぱり世界の選手って2mで100キロ超えが当たり前なので、みんな世界はゴツいです。」
沖縄でハンドボール教室を開いたのは去年4月以来という東江雄斗。地元からさらなるトップ選手の誕生に期待を寄せています。これを機にトップレベルの選手とやることで良い刺激になったらうれしいし、将来有望なハンドボール選手になってくれたら僕らもこうしてやれてよかったなと思う。
子どもたちは、ハンドボール界で兄弟揃って活躍する2人にハンドボールを教えてもらう貴重な機会を、終始楽しんでいる様子でした。