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地域に根ざした国際交流に取り組む団体に贈られる国際交流基金地球市民賞に、那覇市の若狭公民館を運営する地域サポートわかさが選ばれました。
国際交流基金地球市民賞は、地域に根ざした国際交流や多文化共生に取り組む活動を応援しようと1985年に創設されたもので、2023年で38回目となります。
今回選ばれた那覇市の若狭公民館を運営する地域サポートわかさは「誰一人取り残さない」をモットーに、地域をつなぐ拠点として住民とネパール人留学生が顔を合わられる場をつくるほか、コロナ禍で困窮する留学生たちを支えるなど、多様性ある地域づくりが評価されました。
1月18日、那覇市で開かれた伝達式では、国際交流基金から地域サポートわかさに賞が伝達されました。
地域サポートわかさ・上原廣保理事長は「栄えある賞をいただいて、大変喜んでおります。これからもこの賞に恥じないようにみんなで協力して、公民館を盛り上げていきたいと思います」と述べました。
地域サポートわかさ・宮城潤事務長は「多くのみなさまの力によって、受賞できた。いろんな人たちとつながりながら、そして、みんなで協力しあって、さらに取り残される人がいないように心がけて取り組んでいきたいなと思います」と述べました。
県内からの受賞は、2019年以来4団体目で、授賞式は2月22日に東京で行われます。