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本島北部で生産が盛んな冬の味覚の柑橘類「タンカン」が旬を迎え、本格的な出荷が沖縄県名護市で始まっています。
名護市にあるJAおきなわの選果場ではまるでオレンジ色の絨毯のようにたくさんの「タンカン」がベルトコンベヤーで運ばれてきました。そのまま食べる「青果用」と「加工用」に分けるため作業員がタンカンを手に取って傷がないかなど手際よく確認していました。
冬場に旬を迎える沖縄のかんきつ類のなかでもタンカンは濃厚な甘さが特徴です。2023年シーズンは「糖度も色のりも良好でジューシーに仕上った」といいます。
JAおきなわ北部地区柑橘生産部会大城康信部会長「農家が丹精込めて1年かけて育てあげた沖縄の新年恒例の果実でございます。ご賞味いただいて私たち柑橘生産農家を激励していただきたいと思います」
台風の影響が少なかったことに加えて収穫量が増える「表年」でもあるためJAおきなわでは2022年シーズンより160tほど多い370tの出荷を見込んでいます。出荷のピークは今月末まで続くということです。