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1月11日に那覇空港に着陸した軽飛行機のプロペラに損傷が見つかり運輸安全委員会は滑走路に接触したとみて大きな事故につながりかねない「重大インシデント」に認定しました。

画面手前の滑走路に着陸を試みた軽飛行機がすぐに飛び立っていきます。このあと数分後に再び姿をあらわし着陸しました。この機体が航空機の脚以外の部分を地面に接触させる「重大インシデント」を起こしました。

国交省や運航会社などによりますと1月11日午前11時半ごろ「プロペラに傷があり、着陸時に接触した可能性がある」と軽飛行機を操縦していたパイロットから空港事務所に連絡がありました。着陸後の機体の点検でプロペラの先端が曲がっていたことが確認されています。

滑走路も点検することになり7便に最大12分の遅延が発生しました。軽飛行機にはパイロットを含めて4人が乗っていてけがをした人はいませんでした。

機体はジュゴンの生態調査のため那覇空港を離陸したあと調査を終えて1月11日午前11時ごろに着陸を試みましたがやり直すことになり約15分後に戻って来たということです。

最初の着陸の時にプロペラが滑走路に接触したとみられています。岡山市に本社がある機体を運航する「岡山航空」は「一時的に那覇空港の滑走路を止め、迷惑をかけて大変申し訳ない。再発防止に努める」としています。

運輸安全委員会の事故調査官が沖縄入りしていて1月13日から本格的な調査に着手します。