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ゆいレールの新型3両列車が真夜中の大移動です。1月9日に那覇の港に到着した第1号の新型車両がトラックを使って車両基地まで陸上輸送されました。

那覇港で積み下ろされたゆいレール初の3両編成は街頭の明かりしかない深夜1時すぎに3両化の象徴である「中間車」がトラックに牽引されるかたちで車両基地に向けてゆっくりと出発しました。

沖縄都市モノレールでは21本の列車を25本に増やしてそのうち9本を3両化する計画で定員は251人と2両編成の時より90人ほど多くの人を乗せることができるようになるといいます。

青色の回転灯をつけた誘導車のサポートを受けながら全長20mを超える大型トレーラーが明治橋交差点を右折すると時速約30kmの速さで県道331号を通過していき、出発から約15分で車両基地に到着しました。

その後、先頭車1両も輸送して1月10日の作業が完了しました。残るもう一つの先頭車両は1月11日未明に運ばれることになっています。新型車両の組み立てが終わった後、1月中に車両基地のなかで性能を確認する試験運転が行われる予定です。