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2022年1月、児童相談所が那覇市の夫婦の里親委託を解除したことについて、夫婦を支援する団体が、「児相の対応に問題があると指摘されたにもかかわらず改善されていない」と改めて訴えました。
12月19日会見をひらいたのは、元里親の友人らでつくる「子どもの育ちを守る会」です。
2022年1月に児童相談所が那覇市の夫婦の里親委託を解除したことについて、メンバーは、県が公表した有識者による調査委員会の中間報告で、児童相談所の問題点が指摘されたにも関わらず、いまだ改善がみられないのは、子どものに対する人権侵害だと訴えました。
子どもの育ちを守る会メンバーは「もう本当に、1月4日からかなりの時間が経っています。関係者がみんな協力をして、その子どもが安心して暮らせるような環境をどうやって作るのか、それを真剣に考えていただきたいです」と述べました。
一方、県は、2022年12月16日の県議会の委員会で本人の意向をくみ取る取り組みを継続的におこなっていると報告しました。調査委員会の最終報告は2022年度中におこなわれる予定です。