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県は12月19日に新型コロナの専門家会議を開き感染対策の基準となる警戒レベルの引き上げなどについて意見を交わしました。

県の新型コロナ専門家会議では感染者が11月以降少しずつ増加傾向にあるといった感染状況などが報告されたあと県の警戒レベルを「感染小康期の1」から「感染拡大初期の2」に引き上げることについて意見を交わしました。

警戒レベルの判断指標となっている「病床使用率」は30%を超える状況が続いていて現場の医師などは病床のひっ迫は大規模ものではないという認識を示した一方で感染者の増加に伴い妊婦など重症化リスクの高い患者への対応が難しくなる可能性を指摘する声もあがりました。

そのうえで〝警戒レベルの引き上げは妥当〟という考えが示されました。県は専門家会議で出た意見などをふまえながら今週開かれる対策本部会議で警戒レベルの引き上げを検討することになっています。