沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は冬の風物詩、最大級のイルミネーションや、冬に欠かせないフルーツ、グルメを紹介します。
もうすぐクリスマス！新北市の市庁舎前では、毎年恒例、台湾最大級のイルミネーションが街を彩っています。
巨大な市庁舎の壁には、プロジエクションマッピングが映し出され…広場では人工の雪が舞い散り…あたりはクリスマスムード一色です。
去年は、およそ６００万人が訪れたということですが、今年は、開催期間が過去最長のおよそ２カ月来年1月2日までとなっているためより多くの人が冬のイルミネーションを楽しめそうです。
クリスマスシーズンに欠かせないフルーツといえば真っ赤な「イチゴ」。苗栗県(びょうりつけん)は、台湾最大のイチゴ産地で今月から４月まで栽培の季節が続きます。
この時期は、気候が安定していて、朝夕の寒暖差が激しいので、甘いイチゴができると期待されています。
物価高などもありイチゴ１箱６００グラムあたりの価格は、例年より約240円ほど値上がりしていますが、クリスマスに合わせて出荷量はますます増えていきそうです。
クリスマスが終わればやってくるのがお正月ですが…台湾では旧正月のほうが盛大に祝われます。来年の旧正月は１月２２日。１カ月先を見据えて早くも正月料理商戦が始まっています。
最近は、旧暦の大晦日に家族みんなでそろって食べる料理としてホテルのメニューを注文する家庭も増えています。
福容ホテル 料理長 阿基師「こちらが自慢の台湾産豚肉小さく切って炒め少し出汁で煮立てています。」
物価高の影響で、例年より５％ほど値上がりする見込みとなっているなか今年のトレンドは、4～5人分の少人数セット。高級食材を使った料理はどれも華やかです。
年はじめのお正月こそ、おいしい料理で英気を養いたいですね！