さて、サッカーのW杯は日本代表はベスト16と、初のベスト8はなりませんでしたがそれでも日本中を沸かせてくれましたよね。
そうですね~そんななか今月3日、沖縄でもある競技のW杯と言われる大会が開催されたんです。
2年後のパリオリンピックで新競技として実施されるブレイクダンス「ブレイキン」。世界からトップダンサーらが沖縄に集う中で県出身選手たちもキレのあるダンスを地元で披露しました。
世界最大級のブレイキンの国際大会「Battle Of The Year」今年で32年続く歴史を誇るブレイキンのW杯とも呼ばれる大会で、今回がアジア初開催!
その舞台に選ばれた沖縄アリーナには10の国や地域の代表12チームが集い、世界最高峰のダンスを披露しました。
ブレイキンとは音楽にあわせ、体のあらゆる部分を使いながら「パワームーブ」(頭を軸に回転)や一連の流れから体を止める「フリーズ」などアクロバティックな動きを見せるダンスでこの競技に魅せられた県出身ダンサーも地元での大舞台に臨んでいました。
MAHHA(金城隼人)選手「僕の中ではダンスが一番かっこいいと信じてやってきたので一番かっこいいと思っているから始めたのでそれをぜひ優勝して一般の人たちにも伝わるように頑張ります」
今大会5度目の出場で初優勝を目指す日本代表チーム「MORTAL COMBAT(モータルコンバット)」のメンバーMAHHA選手こと糸満市出身の金城隼人さん、YA-SU選手こと那覇市出身の新垣和康さん。
YA-SU(新垣和康)選手「沖縄で開催されるというのはうれしい限りでそこに立ちたいという気持ちは2人ともとても強くて、かっこいい姿を見せて後輩たちのお手本となれるように頑張りたい」
沖縄開催に意気込む2人。決勝トーナメントの1回戦では台湾の代表チームと対戦。
ブレイキンの特徴でもあるダンスバトルはDJが流す音楽に乗せて、即興で踊りを見せ合い戦います。ダンス技術はもちろん、チームのメンバーとともに、どれほど音楽と合わせられるか独創性や表現力など、ジャッジの心を掴むことが求められます。
「MORTAL COMBAT(モータルコンバット)」は5対0とジャッジ全員の票を獲得し1回戦を突破します。
続く準決勝の相手は「Battle Of The Year」で2015年から史上初の3連覇を達成し今回招待チームとして参戦した同じく日本チーム「The Floorriorz(ザ・フローリアーズ)」日本勢対決に、会場の熱気も高まる中両チームが自信のダンスを見せつけ合います。
MAHHA選手「良い感じで上がっていけたんじゃないかなと思います。れは見ている人たちにも伝わったと思います」
その結果は…
2対3とジャッジの評価も割れた好勝負でしたがモータルコンバットはベスト4で敗退となりました。
MAHHA選手「勝敗を決めるのはジャッジなのでそこは受け止めるしかないなと思います」
悔しさの反面、地元沖縄でブレイキンの持つ魅力を示せたことに手応えも感じていました。
MAHHA選手「やっぱり生で見たらこのすごさとか熱さが伝わると思うのでそういう良い機会になったと思います。これからもっともっとブレイキンを知っていただいてブレイキンを好きになってほしいですね」
YA-SU選手「サッカーに負けないくらい熱いものがあるのでまたぜひ見てください。お願いします」
その後行われた決勝ではフローリアーズを破りオランダの代表チームが優勝を果たしています。