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那覇市では有効期限が切れた新型コロナのワクチンを、5歳から11歳の子ども39人に誤って接種していたことがわかりました。接種ミスによる体調不良などは確認されていません。
那覇市によりますと、11月4日から11月19日にかけて市内にある2カ所の医療機関で5歳から11歳までの児童39人に有効期限が過ぎたファイザー製の小児用ワクチンを誤って接種していました。
有効期限が10月末までとなっているワクチンが10月25日以降に医療機関に配られていて、期限の確認を怠ったことが主な原因とみられ、当該ワクチンの有効期限は延長される予定になっていて、国から正式な通知がないなか医療機関が「延長された」と判断していたということです。
これまでに体調不良などは確認されておらず、誤接種を受けた子どもの保護者に謝罪と経緯の説明は済んでいます。那覇市では「適正な管理を徹底するなど再発防止に努める」としています。