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慣れない言葉に悪戦苦闘しながらも完成させた台本をもとに、披露しました。学生たちがうちなーぐちを使って寸劇に挑戦するというユニークな取り組みが行われました。
講師から習っている様子から「へーくな、むぬかまーに、学校かい、とぅーれー。(待って待って、もうちょっとゆっくり)ゆっくりね」(訳:早くご飯食べて学校に行きなさい)この取り組みは、学生たちに楽しくうちなーぐちに親しんでもらおうとキリスト教学院大学が行っているものです。
この日は、沖縄語普及協議会のメンバーを講師に招いて、スキットという寸劇にうちなーぐちで挑戦しました。参加者は、講師の指導を受けながら、グループごとに作ったオリジナルの台本のセリフをすべて“うちなーぐち”に変換していきます。慣れない言葉に悪戦苦闘しながらも完成させた台本をもとに、寸劇を披露しました。
寸劇のなかで「カリー。さきぬでぃ、いいくくちなとぅーくとぅ、うとぅしだま・・・にふぇーでーびる」(訳:お酒飲んでいい気分にもなったから、お年玉あげようね。ありがとう)
学生の一人は「授業で習った単語も出ていて、ちょっと聞けるところもあったんですけれど、まだまだ勉強しないといけないなという気持ちで聞いてました」と答えました。
別の学生は「楽しかったです。もっと習いたいな、わかるようになりたいなと思いました」と述べました。
新垣友子教授は「こうやって生きた言葉を聞いて、面白いなとか、英語を学んでいる子たちなので、言語の面白さと一緒にうちなーぐちも好きになってもらえたらなと思います」と話しました。
学生たちは、寸劇を通して、脈々と受け継がれてきた沖縄の文化に親しんだようでした。