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普天間基地に隣接する小学校の土壌から有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で宜野湾市議会は国に対しPFASに関する土壌の基準を求める意見書を全会一致で可決しました。
これは市民団体が2022年8月に普天間第二小学校で行った土壌調査で採取した3カ所の土壌のうち2カ所から高濃度のPFASが検出されたものです。11月25日開かれた宜野湾市議会の臨時会ではこの問題について意見書案が提出されました。
意見書案では「子どもたちの安心・安全のためには早急にPFOS及びPFOAに関する土壌基準を設定し調査をすることが望まれる」としました。
また、「検出された原因は基地が汚染源という蓋然性も考えられる」と指摘し国に対し土壌のPFOSおよびPFOAに関する基準を早急に定めることや基地への立ち入り調査を求めています。意見書案は全会一致で可決されました。