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新型コロナの再流行に備え、オミクロン株に対応したワクチンの接種を推進するため沖縄県が企業や団体などに赴く「出向き接種」を始めました。

県による出向き接種の会場となった浦添市・浦西自治会の公民館には11月21日午後6時の受け付けが始まる前から地域の人たちおよそ120人が列をつくっていました。使われるワクチンはオミクロン株「BA・1」に対応したもので3回目以降の接種を受ける人が対象となっています。

県による出向き接種は、懸念されている再流行に備えるため希望する企業や団体に出向くことで一人でも多くの人にワクチンを打ってもらおうというものです。

接種した住民「歩いて行けるから、それがいいと思いますね、上等です」接種した住民「今、一人暮らしなので病院までタクシーで行ったりしてるんですけどね。助かります」浦西自治会・宜野座富夫自治会長「高齢者は予約をしたり電話で予約したり、ネットで予約したりということがとても難しいことで、今回県のお世話になってとてもありがたいことだと思っています」

出向き接種の期間は12月25日までの予定で50人から100人程度の希望者がいて、実施可能な場所を確保できることなどが条件となっています。