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１１月１７日の訓練を前に、国境の島の住民からは様々な声が聞かれました。自衛隊とアメリカ軍が行っている共同統合演習は１１月１７日から与那国島で訓練を実施します。
自衛隊とアメリカ軍による日米共同統合演習「キーン・ソード」は２０２２年１１月１９日まで国内にある自衛隊施設とアメリカ軍基地などで実施され、県内ではアメリカ軍が初めて与那国島にある駐屯地を使って訓練を行います。その際、自衛隊の輸送機で戦闘車両などを与那国空港に運んだあと、車両が県道２１６号を走り駐屯地に向かう訓練が実施されます。
訓練が１１月１７日に迫るなか住民からは様々な声が聞かれました。住民の一人は「実際、最近中国が演習で与那国近くまでミサイルとんできているんで、正直、強化してもらった方がいいんじゃないかと思う」と答えました。また別の住民は「（自衛隊が）守るから大丈夫だよという気持ちになる人もいらっしゃるかもしれないんですけど、やっぱりこういうのがあると逆に煽るんじゃないかなという気持ちになりました。」と答えました。
与那国空港を使った演習は２０２２年１１月１７日正午から午後１時１０分までと２０２２年１１月１８日午後３時から４時４５分までの２回となっています。