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2002年に入って3回目の抗議となりました。県と那覇市はきょう那覇軍港でのオスプレイの離着陸に対し「断じて容認できない」と国に抗議しました。
アメリカ軍は2022年11月6日、県や那覇市に事前連絡なく那覇軍港にオスプレイ3機を陸揚げし、11月9日、オスプレイは普天間基地に向けて飛行しました。
県と那覇市は11月14日、外務省と沖縄防衛局を呼び出し知事と那覇市長の連名による抗議要請文を直接、手渡しました。
池田竹州副知事は「那覇港湾施設において、復帰後50年間行われて来なかったこのような運用が行われることは、市民をはじめとする多くの県民や観光客等の安全を脅かすもので断じて容認できません」と述べました。
城間那覇市長は「外務省沖縄事務所および沖縄防衛局におかれましては、この現状を直視していただき、市民感情を重く受け止め、今後このようなことが一切行われないよう、米軍に働きかけてくださいますよう強く求めます」と述べました。
県はこれまで軍港の使用については「港湾施設および貯油所」とした「5.15メモ」に記された使用主目的に沿わないとして航空機の離着陸や訓練を一切行わないことを繰り返し求めていました。
しかし、外務省の宮川学特命全権大使は、今回の運用について「使用主目的に合致している」との認識を示し、沖縄防衛局の小野功雄局長は軍に対して「オスプレイを飛行させる場合には安全面に最大限配慮し、可能な限り海上を飛行することを求めている」と述べるにとどまりました。