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きのうまでの4日間、南風原町では南国でアイスホッケーを楽しもうとプレイヤーが全国から集まった大会が開かれました。

サザンヒルアイスアリーナで行われたオールドタイマー交流大会。雪国や首都圏などアイスホッケー人口の多い地域ではシニア向けの大会やリーグ戦が行われています。

毎年1回、沖縄でも開かれている大会は今年で10回目を数え全国から5チームが出場。元国内トップリーグ選手などベテランたちの胸を借りようと沖縄の地元選手や女性プレイヤーも参加。試合では、好プレーが披露されました!

南国で楽しむアイスホッケー オールドタイマー交流大会

県アイスホッケー連盟 尾田実理事長「ぜひ沖縄から冬の大会、アイスホッケー競技を盛り上げようということとあとは全国旅行支援事業の中で沖縄観光を盛り上げようと2つの目標があって今回開催した。(参加選手の)家族もいらしているので合わせて約80人に参加いただいた」

沖縄への移住がきっかけで県内選手の指導にあたっている元オリンピック日本代表の三沢悟(みさわ さとる)さん。この日は1プレイヤーとしてパックを追いました。

県国体チームなど指導 三沢悟さん「(オールドタイマーでは)接触プレーはだめとかいろいろなルールが年寄り向けにできている。我々みたいなプロの世界でやってきた人間のプレーを少しでも見てもらって参考にしてもらえればこんなうれしいことはないと思っている」

那覇市出身の儀間真実(ぎま まさみ)さん。普段は沖縄の子どもたちや若い世代の強化に力を尽くしています。小学生のころ、那覇にあったアイススケート場でホッケーに出会って以来、氷の上のとりこです。

南国で楽しむアイスホッケー オールドタイマー交流大会

儀間真実さん「南国沖縄にスケート場があることすら知らない人たちが多い。宣伝活動もしないといけないと思うが、こういうおじさんたちでもこんなスポーツができるんだよと、ぜひ見たことのない方たちに見ていただきたいというのが本音」

コロナ禍で大会がなくなるなどした中沖縄での試合を楽しみに訪れた人たちも。

JAPAN ALL STARS鍵和田和明さん「そんな勝ち負けにこだわらない楽しいホッケーをしたいということを目指してくれているのでこの大会は沖縄見物も兼ねて毎年楽しく来ている」

南国で楽しむアイスホッケー。スポーツアイランド沖縄をPRする競技の1つとなり得るそのポテンシャルに注目です。

大会には県内の大手企業がスポンサーにつくようになっています。沖縄でのアイスホッケーの知名度アップにもつなげたいところです。