榎森「追跡エモリ 調べてみたら?!」「今日のテーマはこちら!「11月3日 首里城正殿 起工式」いよいよ明後日、正殿復元に向けて動き出します。ということで・・・今日は、今の首里城を調査してきました」
榎森「さて首里城には久々にやってきました。11月3日に首里城正殿の起工式が始まり、いよいよ本格的に再建が進んでいくということで、今日は改めてその首里城を周ってみて、「今、現状はどうなっているのか?」「今後の予定、どういう予定なのか?」というのを調査するとともに首里城の魅力というものを改めて視聴者の皆様に伝えたいと思います」
ということで、今日は僕一人で周るよりも、より首里城に詳しい方と一緒に回ったほうが、魅力が伝わるんじゃないかということで、ゲストの方にお越しいただきました。よろしくお願いします。
阿波根「阿波根あずさです。よろしくお願いします」
榎森「阿波根さんは、首里城を撮り続けているということですが・・・」
阿波根「そうですね。社会人になってから沖縄観光という分野で色々仕事をする中で、改めてこの首里城の魅力に気付かされまして、その魅力をYOUTUBEにも色々動画をアップしていっています。」
阿波根あずささん。沖縄観光の魅力を自ら発信する活動を続けていて、特に首里城には特別な思い入れがあり、再建に向け変わりゆく様子を撮影し続けているのです。
上へ上へと登って行きがちですが、その途中には、歴史を感じられるスポットが数多く残されているんです。
午前8時50分。奉神門の前には多くの人が集まりました。それでは奉神門から中の有料エリアへ。かつて正殿があったエリア。現在は仮設の木材倉庫が建てられています。
木材倉庫に描かれる正殿は年内完成予定ということです。それでは建物の中へ。これらは正殿の柱などに使われる大径材(たいけいざい)。大きいものでは最長9m、直径40センチほどあります。国産ヒノキを選び、四国や近畿地方などから調達。厳しい基準をクリアしたもののみを採用しているということです。
そしてもちろん、防災対策にも力を入れています。14基の消火栓。22台の監視カメラ。警備員が24時間体制で監視しているということです。
こちらは昨日、行われた消火訓練。公園の管理スタッフや消防局の職員などおよそ210人が参加。正殿の再建工事に使用する木材倉庫から出荷した想定で消火活動の手順や指示系統の確認が行われました。職員は消化器などで初期消火にあたり、別の職員が消防へ通報。火災の一報を受けたスタッフは来園者の避難誘導を行っていました。
こちらが残存物です。2019年10月31日。正殿内部から発生した火災火災により、正殿を始めとする9施設が消失しました。あれから3年。再建に向け着々と作業が進む中、明後日、3日に行われるのが「首里城正殿復興工事の起工式」本格的な復興工事が始まります。
完成まで、4年。復元に向け日々、歩みを進める首里城。その変わりゆく姿を改めて感じてみてはいかがでしょうか。