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首里城正殿が焼失した火災から３１日で３年です。首里城公園では、消防や園の職員が夜明け前の消火訓練を行いました。
２０１９年１０月３１日未明、首里城正殿から出火し９つの施設が焼失しました。きょうの訓練には、公園の管理スタッフや那覇市消防局の職員などおよそ２１０人が参加し、正殿の再建工事に使用する木材の倉庫から出火した想定で消火活動の手順や指示系統の確認をしました。
職員は、消火器などで初期消火にあたり、別の職員が消防へ通報。火災の一報を受けたスタッフは来園者の避難誘導を行っていました。
国営沖縄記念公園事務所平塚勇司事務局長は「災害は新しい顔をしてやってくると言いますので、それに対応できるようにいろいろな場面を想定して臨機応変に動けるようなそんな現場にこれからもしていきたいと思っています」と話していました。
消防による訓練後の講評では、職員の対応は概ね良かったものの「避難誘導の声が小さかった」と改善点が指摘され、今後も来園者の安全確保に勤めてほしいと呼びかけました。