つづいては高校野球です。来年春のセンバツ出場をかけ沖縄で行われている九州大会。県1位代表の沖縄尚学、そして2位の日本ウェルネスがそれぞれ初戦を突破しました。
沖縄尚学・佐野春斗主将「きょうも野球ができることに感謝。仲間と出会えたことに感謝。高校野球を応援して下さるみなさんの記憶に残る、最高な大会にすることをここに誓います」
佐野春斗（さの・はると）主将が宣誓を行った沖尚はきょう、佐賀2位の鳥栖と初戦を行いました。
初回、沖尚は先頭の知花。右中間深いところに先制のホームラン。さらに1-1で迎えた3回、知花の第2打席。今度はレフトスタンドへ。2打席連続アーチ。
また、沖尚は長打だけでなくキャプテン佐野の2本の犠牲フライなどでランナーを次々ホームに還すそつのない攻めを見せました。8-2で沖尚の勝ち上がりです。
沖縄尚学・知花慎之助選手「次の試合はセンバツがかかった試合になる。絶対にセンバツに行くという気持ちで絶対に勝ちたい」
一方、九州大会初出場の日本ウェルネスはきのう佐賀1位の佐賀北と対戦しました。
初回相手エラーやヒットで1アウト満塁のチャンスをつくり5番大濱。しぶとくセンター前に運び、幸先よく先制します。さらに相手エラーも重なり追加点。ウェルネスは4回までに4-0とリードします。
先発のエース上原はストレートを軸に変化球を組み合わせ佐賀北打線を抑えていきます。
しかし途中から雨足が強まり、グラウンドコンディションが整わない中、上原は9回までに2点を返されます。なおも2アウト満塁のピンチ。相手4番との勝負は、サードゴロに仕留め試合終了。結果6-2で九州大会初勝利です。
日本ウェルネス・上原律己選手「次も絶対に勝って優勝もする」
つぎの準々決勝はあさって行われますが、センバツ出場の目安となるベスト4がかかります。沖尚は大分代表の明豊と、ウェルネスは長崎日大と対戦します。