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沖縄空手を文学や民俗学などの観点からひも解く研究報告会が豊見城市で始まりました。
県が主催する「沖縄空手アカデミー」は、沖縄発祥の空手に関する学術研究を推進しようと2018年から実施されているもので、2022年度は県内の研究者らがそれぞれ6つのテーマについて報告します。
2022年度1回目の報告会には名桜大学の照屋理上級准教授が登壇し、琉球文学のなかに武具や戦いなど「武」にまつわる表現がどのように登場しているかを報告しました。
このうち16世紀から17世紀に歌われた神歌を収録した「おもろそうし」の夜空に浮かぶ三日月と星を神の弓矢にたとえた箇所が紹介され、神の弓矢がくっきり見える日のように航海に最適な天気になるよう願った表現だと説明しました。
今年度の沖縄空手アカデミーは2023年3月まで月ごとに1回開催されます。