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アメリカ軍北部訓練場のゲート前で通行妨害や業務妨害をしたとして起訴されていたチョウ類研究家の裁判が始まり被告の女は起訴内容を否認しました。

起訴状などによりますとチョウ類研究家の宮城秋乃被告(44)は2021年4月、アメリカ軍の北部訓練場のメインゲート前に空き缶や鉄くずなどを置いたり、道路に立ち止まって交通を妨害したりしたなどの罪に問われています。

10月18日の初公判で宮城被告は「犯罪の成立について争う」と起訴内容を否認しました。

検察側は「北部訓練場の返還跡地で発見したとされる19キロ分の廃棄物をゲート前に散乱させて、基地の中で働く従業員や警備にあたる職員の業務を妨害した」と主張しました。

弁護側は「アメリカ軍の廃棄物で自然が破壊されていることへの抗議活動で表現の自由によって保障されている」と訴えています。

次回の裁判は11月8日です。