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課題となっているワクチン接種の促進にも期待がかかりそうです。「感染力が強い」という特徴から、感染拡大の波を引き起こした新型コロナのオミクロン株に対応する新しいワクチンの接種が9月23日、県内でも始まりました。
濱元晋一郎記者「多くの人に接種してもらおうと、新しいワクチンの接種の臨時会場は商業施設内に設置されました」
買い物などのついでにワクチンを打ってもらおうと、9月23日限定で臨時に設けられた「うるマルシェ」の会場には受け付け開始とともに続々と希望者が接種の手続きに訪れていました。
オミクロン株対応ワクチンは従来のものと比べて重症化予防と感染・発症予防に効果があると期待されています。今回、使われたワクチンはモデルナ製でした。
3回目もしくは4回目を打つ18歳以上の人が対象で、前回の接種から5カ月以上過ぎていることが求められていました。接種の手順はこれまでと同様、ワクチンを打つ前に問診をして打った後には15分から30分の経過観察となっています。
「うるマルシェ」では用意した180人の接種枠のうち、120人分が事前予約で埋まっていたということです。当日受け付けに来た人には混雑を避けるため整理券を配布して対応していました。
接種を受けた人「(臨時会場が)開いているし、新しいものが打てるということでここに来ました。どうせ打つんであれば新しいものを打ちたいなと思って来ました」
接種を受けた人「買い物ついでに来ようと思いました。小さな病院だと予約の枠数も限られているので行きたいときにいけないので、ありがたいではありますね」
オミクロン株対応ワクチンの接種は、県の広域接種センターとなっている那覇市のクルーズターミナルと、沖縄市にある結婚式場の2カ所でも9月23日から始まっています。