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牛島中将の孫が小学校で沖縄戦を語る

77年前の沖縄戦で旧日本軍の司令官だった牛島満中将の孫が浦添市の小学校で戦争について語る授業を行いました。

77年前の沖縄戦で旧日本軍の第32軍司令官だった牛島満中将の孫・貞満さんが浦添市の仲西小学校を訪れ、6年生を対象に沖縄戦について9月13日、特別授業を行いました。

授業の中で貞満さんは、旧日本軍がどのような作戦で沖縄戦に臨んでいたかや、その作戦は戦争を指揮していた将校しか知らされていなかったことなどを語りました。

牛島貞満さんは「日本軍の方針は、沖縄を守るための戦争じゃなくて、沖縄戦は、本土を守るための戦争、本土で戦争の準備をするための時間かせぎだった」と述べました。

児童たちは実際にアメリカ軍の砲弾やその破片を手にとって触れ、VTRで戦争体験者の話を聞いたり、首里城の地下にある司令部壕について模型で学ぶなどノートにメモをとりながら真剣なまなざしで牛島さんの話に耳を傾けていました。