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大型で猛烈な台風14号が勢力を維持しながら大東島地方の東の海上を北西に進んでいます。まもなく台風の暴風域に入り、このあと昼すぎに最接近を迎える南大東島から中継です。

金城有芽乃記者が今の南大東島の雨風の様子をリポート。まもなく台風の暴風域に入る大東島地方ではうねりを伴った猛烈なしけとなっています。

南大東島では午前9時すぎに最大瞬間風速23.6メートルが観測されました。空港のターミナルが閉鎖となったことで、南・北大東島と那覇を行き来するすべての便が欠航しています。9月18日は通常通り運航する予定です。

大東島地方では、今のところけが人や建物の被害は確認されていません。停電も起きていないということです。南大東島は2つの避難所が設けられていて、9月17日午前11時の時点で16人が不安な時間を過ごしています。

台風の最接近は昼すぎになる見込みで、大東島地方では夜まで暴風が続くと見られていて、厳重な警戒が必要です。

観光ガイド・垣花佳代子さん「いつもだったら、南大東や北大東に興味を持ってくれる大学生の皆さんが遊びにやってくる季節なんですけれども、今そのような感じではないですね」

南大東島で観光ガイドをしている垣花佳代子さんは度重なる台風接近で収入や物資など生活のあらゆる面で影響を受けているといいます。

垣花さん「(台風が)続いてしまうということが一番大変です。それがいつまで続くのか、いつストックする機会ができるのかというのが、予測ができないことも出てくるので、そういった面でのひっ迫した状態になってしまうという可能性はあるかもしれないです」

大型で猛烈な台風14号は南大東島の東の海上を北上しています。台風はこのあとも勢力を保ったまま北上を続け、昼すぎには大東島地方に最も接近するでしょう。また、本島地方も9月18日午後に台風が最も接近し、9月18日夜から9月19日朝を中心に荒れた天気となりそうです。