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9月16日から沖縄を訪れている岡田直樹沖縄担当大臣が9月17日普天間基地などを視察しました。

2022年8月の内閣改造で西銘恒三郎前大臣の後任として新たに就任した岡田直樹沖縄担当大臣は9月15日から就任後初めて沖縄を訪れています。

午後は宜野湾市役所の屋上から宜野湾市の松川市長の説明を受けながら普天間基地を視察。その後、西普天間住宅地区跡地を訪問し工事の進捗状況などを確認しました。

玉城知事は「辺野古新基地建設問題に反対する民意は過去2回の知事選挙、平成31年2月に行われた辺野古埋め立てに絞った県民投票、そして先日行われました私の2度目の知事選挙においても明確に反対が示されております。政府におかれましては辺野古移設計画を断念し、この問題解決に向けた沖縄県との対話に応じていただくとともに、目に見える形で沖縄の過重な基地負担のさらなる解消を図っていただきますようお願いいたします」と述べました。

9月15日、玉城知事との面談で普天間基地の辺野古移設計画の断念と早期閉鎖・返還などを盛り込んだ要望書を手渡された岡田大臣。

岡田沖縄担当大臣は「日本全体の米軍基地の7割を沖縄が負担されているという現状を少しでも早く改善をさせていくことは政府の強い意志であると思っている。」と述べました。

岡田大臣は、基地負担の軽減について言及したものの辺野古の是非については明言しませんでした。