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銀行員がお手柄です!携帯電話を片手に、焦った様子でATMを操作する高齢女性に声をかけたことが、特殊詐欺被害の防止につながりました。
琉球銀行嘉手納支店の、仲本靖副支店長と窓口業務の玉城正美さんは、8月31日にATMに来ていた70代の女性の「お金をもらうための手数料で1万円を振り込む」という話を不審に思って110番通報したことが、特殊詐欺被害を防ぐ救いの手となりました。
被害女性は6月ごろから「資産家の経理担当者」を名乗る人物とやり取りをして、1回1万円の振り込みを20回以上続けていたということです。
嘉手納警察署の伊波寛利署長は「機転を利かせて通報してくれたおかげ」だと2人をたたえました。
琉球銀行嘉手納支店・玉城正美さん「いつも慌てている感じで携帯電話を見ながら、いつも振り込みをなさっているので、何かおかしいのではないかとすぐにお声がけをさせていただいた」
警察は「振り込みを求める不審な通知などに気づいたらすぐに通報してほしい」と呼びかけています。